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再造林を進める観点から森林環境譲与税の譲与基準を見直す必要性及びその検討状況

2022-03-16 参議院 農林水産委員会

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横沢高徳

立憲民主・社民

しっかりと調査研究、予算も含めて対応していただきたいと思います。時間も来ましたので、最後に森林環境譲与税についてお伺いします。これは、森林の整備保全を第一の目的として整備された制度でございますが、近年の豪雨災害の治水やウッドショックからくる木材調達の経済安全保障、あと鳥獣被害の削減の面からも非常に重要であると思います。今、ウッドショックの影響もあり、伐採はどんどん進んでいる一方で、森林環境を守る上で大切なもの、再造林がなかなか進んでいないという現状があるそうです。やはり林業現場のニーズに合った予算確保をより進める必要があると考えますが、農林水産省のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

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天羽隆

林野庁長官

林野庁の予算の獲得について御質問をいただきました。委員御指摘のとおり、森林環境譲与税、これは、森林の公益的機能の重要性に鑑みまして、市町村が実施する森林整備等に関する施策に充てるため、令和元年度から譲与が開始され、全国の市町村で本税を活用した取組が進められているところでございます。ここは、森林環境譲与税の活用、これはしっかり進めていく必要があると考えておりますけれども、あわせまして、通常の毎年の予算、それから機会がありましたら補正予算、様々な場面におきましてしっかり予算を獲得をして、再造林の実施、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。