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2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に取得が推進されたGAPが輸出促進に果たした役割及び今後の見通し

2022-04-07 参議院 農林水産委員会

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田村まみ

国民民主党・新緑風会

やはり現地ニーズというのが輸出していくにも重要だというふうに思いますし、素材で日本の農産物の高品質なものをというのも、皆様のそのプライドとしての、生産者の人たちのプライドとしての意義も分かるんですけれども、やはり運送料を考えると、どうしてもその価格が出先で高くなるというのは現実だというふうに思うんですよね。そういうことで考えますと、やっぱり加工というところも非常に重要だというふうに思いますので、品質の高い原産物をどうやって輸出先国でニーズのあるものに加工して変えて、そして付加価値を付けて販売していくか、ここも私は、輸出拡大に対して、そしてそれが国内の生産者の皆さんの所得向上にしっかりつながるこ...

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平形雄策

農林水産省農産局長

委員御指摘のとおり、これまで農林水産省では、二〇二〇東京大会、これへの食材提供を目指して生産現場におけるGAPの取得を推進してきたところでございます。この結果、昨年三月現在、GAPの認証を取得している、あるいは都道府県がGAPを実践していることを確認している農業経営体は、合わせて全国で約三万経営体と、二年前の一・七倍というふうになっております。このうち、国際標準でありますGFSIの認証を受けたグローバルGAPですとか、日本発のアジアGAP、これもGFSIの認証なんですが、これを取得した農業者も約三千経営体というふうになっておりまして、四年前の三倍というふうに数が大変増えているところでございます...