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配合飼料価格安定制度の基金への積増し及び生産者負担軽減策の必要性

2022-04-26 参議院 農林水産委員会

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熊野正士

公明党

公明党の熊野正士です。飼料価格安定制度による令和三年度第四・四半期、つまり今年の一月から三月の補填額が一トン当たり五千二百円と決まりました。補填の合計金額は約二百九十億円とのことですので、現在の基金残高約二百九十二億で何とか支払える計算になります。五月中下旬に支払われると。これが終わりますと、基金が枯渇をいたします。速やかな基金の積み増しが必要です。また、現状の飼料価格安定制度の仕組み上、飼料価格が高止まりをすると、セーフティーネット効果が薄れてまいります。さらに、生産者の通常補填の積立金も一トン当たり四百円から六百円に上昇してございます。生産者の負担が増大しておりまして、今後はこの基金への積...

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金子原二郎

農林水産大臣

現在の基金残高につきましては、当面の支払は対応可能な水準でありますが、ウクライナ情勢によりまして穀物の国際相場が不安定な動きをしていることを踏まえまして、本制度の安定的な運用に向けまして対応を検討することが必要な状況と考えております。また、生産者の負担軽減につきましても言及がありましたが、農林水産省といたしましては、御提案をしっかりと受け止めまして、今月末の緊急対策の取りまとめに向けて必要な検討を進めてまいります。