須藤元気
各派に属しない議員
ありがとうございます。今後のこの認定手続や、その他実際に一般の人が市民農園をやりたいと思ったときから実際にできるように、いろいろな手続が簡略化され一般の人が利用しやすいような仕組みをつくっていただければと思います。さて、続きましては滞在型の市民農園の取組についてお聞きします。従来はリタイア層が中心であった滞在型市民農園の利用者ですが、このコロナ禍によるリモートワークの普及により、現役世代にも浸透しているようです。市民農園の中でも農園に滞在するという要件が加わっているため、一般の市民農園の普及よりも難しい、いろいろ課題があるかと理解しております。この滞在型は、ふだん住む場所と農園のある場所という...
牧元幸司
農林水産省農村振興局長
お答えを申し上 げます。この滞在型市民農園、これにつきましては、御指摘いただきましたようにヨーロッパなどでいろいろな事例が見られるところでございますけれども、こういったものの普及に関しましては、平成二年に、先ほども御指摘いただきました市民農園整備促進法を制定をいたしまして、滞在型市民農園を整備しやすくなるなどの法整備を行っているところでございます。また、この農山漁村活性化法が制定をされました平成十九年以降でございますが、農山漁村振興交付金を活用いたしまして、令和三年度末までに十七か所で市民農園の開設の支援を行っているところでございます。これらの取組を通じまして、全国七十一の滞在型市民農園で、直近...