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ビジネスとしての収益性ではなく、農村振興の観点に立った、地域のニーズを踏まえた農泊推進施策の在り方

2022-05-19 参議院 農林水産委員会

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須藤元気

各派に属しない議員

ありがとうございます。そういったいろいろなことをやられているのは分かるんですが、実際施設を見ると、全国的にどれも似たようなもので、施設も、この箱物もすごい、すごい立派です。結構開設にも金掛かるんだなというのも分かりますし、もうちょっと何かライトな感じでやっていった方がフットワークの軽い世代はぱっと行けるのかなと思うので、是非そちらの方も考えていただければと思います。さて、続きまして、農泊の在り方についてお伺いします。アンケート調査によれば、特に二十代、三十代の若者世代が農泊に高い関心を寄せていると聞きます。帰省する田舎がないというような都会育ちの人にとっては、農泊は魅力的なはずです。私も、帝釈...

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下野六太

農林水産大臣政務官

お答えいたします。農泊は、食料・農業・農村基本計画等の政府の重要施策におきまして、農村地域の所得向上、農村の活性化に資する取組として位置付けられております。農泊の推進に当たりましては、ビジネスとして持続可能な形で実施するとともに、地域振興の観点から、農林漁業者や飲食業者など多様な地域の関係者が地域協議会として一丸で取り組んでいただくことが重要だというふうに考えております。農林水産省では、このように関係者一丸で取り組む地域を対象に、地域のニーズに応じまして、体験プログラムや食事メニュー開発、古民家等の改修、農泊実施体制の強化、人材育成のための専門家の活用、利便性の向上、魅力的な情報発信の実施など...