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国際規格を日本の国益に沿う形で実施するための戦略と人材育成に向けた支援の在り方

2022-02-02 参議院 資源エネルギーに関する調査会

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河野義博

公明党

公明党の河野義博です。今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。二〇五〇年カーボンニュートラル、私は、持続可能な形で達成に向けて努力をしていくということ、それからまた国益に資するようなカーボンニュートラルにしていかなきゃいけない、もう本当にその思いを強く持って活動を取り組んでおりますけれども、まず、吉野参考人に伺いたいと思っています。ルールメーキングのところにやっぱり戦略的に取り組んでいくというのは非常に大切だと思います。日本は残念ながらそれが不得手であります。ヨーロッパはカーボンニュートラルという誰しも反対しないラッピングを付けて、その中で各国はやりたいことをやろうとしてい...

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吉野彰

国立研究開発法人産業技術総合研究所ゼロエミッション国際共同研究センター長

お答えさせていただきます。先ほど申しましたように、いわゆる国際ルール決めるに当たっていろんな国際委員会が設置されます。そこに当然日本の代表として委員が出ていくわけですね。その場で何が起こるかといいますと、いわゆる腹芸的な交渉なんですよね。日本語でも難しい腹芸を英語でやらぬといけないわけですよね。なおかつ専門知識が絶対必要です、その当該分野に関しましてね。そういった意味合いからして、どの機関でどういう人材を育てるかというよりも、どちらかというと個人事業主のような、そんなイメージを私は持っています。ある分野にたけた人がそういう一個人事業者として、今回こういう国際委員会を設置されましたと、それを委員...