音喜多駿
日本維新の会
環境省として福島県における甲状腺検査についてこれはどのように考えているのか、これは国民が知ることができる重要なきっかけになると考えますので、この打ち出し方についてはしっかりと、公開の検討も含めて、もう一歩踏み込んだ検討をしていただきたいと思います。続いて、過剰診断の問題について伺います。福島県で行われている県民健康調査については、学校内で半ば強制的な形で行われているのではないかと、それが過剰診断にもつながっているのではないかと、そういった懸念があり、私も本調査会などの国会質疑で一昨年以来何度も指摘をさせていただいているところです。この問題については、昨年、小泉進次郎前環境大臣は、学校内で甲状腺...
神ノ田昌博
環境省大臣官房環境保健部長
お答えいたしま す。甲状腺検査につきましては、検査のメリット、デメリットを理解した上で、検査を希望する方が受検でき、希望しない方が受検しないことを自然と選択できるようにすることが重要であると考えております。このため、福島県及び福島県立医科大学が作成した「検査のメリット・デメリット」という冊子を令和二年度以降、対象者に配付をしております。さらに、御指摘の小泉前大臣の国会答弁以降、学校を介して行われていた同意確認書の回収を取りやめるとともに、環境省が作成した甲状腺検査の任意性を改めて説明するリーフレットの配付によりまして、自分の意思で検査を受けるか受けないかの選択ができることを周知しているところでご...