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エネルギーミックスにおける2030年度の原子力比率20~22%の達成可能性

2022-05-10 参議院 経済産業委員会

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石井章

日本維新の会

先ほども申し上げましたけれども、昨年の六月に閣議決定された二〇五〇年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略において、二〇〇〇年の電源構成における原子力の比率は二〇から二二%とされておりますが、福島第一原発の事故から十一年たった現在の総電力における原子力の比率は一割を下回っております。電力調査統計によれば、二〇二〇年度の電力供給における原子力発電の割合は四・四%でありました。目標を達成するためには、八年後までに二〇から二二%に引き上げなければなりません。政府の予測によると、二〇三〇年時点の総発電電力量は一万六百五十億キロワットとされておりますが、原子力で約二千二百億キロワット程度を賄うという...

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松山泰浩

資源エネルギー庁電力・ガス事業部長

お答え申し上げます。二〇三〇年度のエネルギーミックスにおける原子力比率についてでございますけれども、実際のその設備利用率等につきましては、発電所ごとに大きく異なるところでございますので、ちょっと確定的にお答えするのはなかなか難しいところではございますが、運転年数に応じた出力規模の平均値を用いまして機械的な形で算出してまいりますと、大体二十五から二十八基程度で達成できる計算となるということを承知してございます。