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先進安全自動車や自動運転車の普及促進に向けた道路区画線の管理基準策定の必要性

2022-03-08 参議院 国土交通委員会

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伊藤孝江

公明党

ありがとうございます。今、現状について御説明いただきましたけれども、区画線の管理目安が未整備であると、その中で実情に応じて対応しているということかと思いますが、先ほども少し触れていただきました交通量との関係ですね、区画線の耐久性、この摩耗度は交通量と密接な関係があると。塗り替え基準に達するまでの期間について、一日当たりの交通量が一万台未満では十八か月、一万台以上二万五千台未満では十五か月、二万五千台以上では十二か月という調査研究結果も発表もされているところでもあります。加えて、十二か月を超えてからの摩耗度は特に早い割合で進んでいくと。これから高齢化社会の進展に伴って普及が求められる安全運転支援...

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村山一弥

国土交通省道路局長

区画線を車載センサーで検知をしまして走行位置を自動で制御する車両の普及促進のためには、区画線を適切に管理することが重要でございます。このため、区画線の管理水準を設定することを目的としまして、対象は高速道路でありますけれども、令和三年十一月から、自動車メーカー、高速道路会社、車載センサーのメーカーなどと連携しまして官民共同研究を開始をしてございます。この共同研究におきましては、区画線のかすれ度合いに応じました車載センサーの検知可能性等に関する研究を進めております。これらの取組を通じまして、安全運転支援に必要な区画線の管理水準を設定してまいりたいと考えてございます。