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地球温暖化対策における石炭火力発電削減の重要性に対する環境大臣の認識

2022-05-17 参議院 環境委員会

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山下芳生

日本共産党

日本共産党の山下芳生です。さきの大臣所信に対する質疑で、COP26が石炭火力発電を段階的に削減することにCOPとして初めて合意したということを紹介し、石炭火力の削減についての山口大臣の認識を聞いたんですが、その際には明確な御答弁がありませんでした。少し残念だったんですが、そこで、改めて、温暖化対策にとって石炭火力の削減がいかに重要か、大臣の認識を伺いたいと思います。

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

この石炭については、去年の閣議決定の、秋の閣議決定の中で三二を一九なりに落とすということも言われているわけですけれども、この発電量当たりのCO2排出量に関して、石炭火力はLNG火力の例えば約二倍と。したがって、石炭火力発電から排出されるCO2を削減することは極めて重要です。一方で、その二〇五〇年カーボンニュートラルへの道のりというものは各国いろいろあって、先ほど柳田議員とのお話の中でも、柳田議員、ドイツとフランス、ここにグリッドが通じているから万が一ドイツで足りなくなってもフランスから融通できる、こういうことが日本についてはないわけですよね。それから、資源についても非常に限られていると。そうい...