石井苗子
日本維新の会
可能性についてお伺いをいたしました。有事の際の日本の防衛は日米同盟を頼りにしております。これが大丈夫なのかということを先ほど申し上げましたけれども、自衛隊の皆さんは日夜国防のために訓練をされています。災害時には派遣を行い、国民の皆様の命と暮らしを守ってくださっています。私は、福島の復興支援の活動をしてまいりましたが、過酷な状況の中で黙々と作業をされている自衛隊の皆様の姿を見て深く感謝もし、頼もしく、感動もいたしておりました。実は、防衛省に初めてこの間訪問させていただき、お礼を申し上げたんですが、しかし、有事と災害支援では内容が違います。ウクライナでは、まずミサイルによって防空能力が破壊され、そ...
岸信夫
防衛大臣
我が国の弾道ミサイル防衛につきまして は、海自のイージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3による下層での迎撃、この二層の迎撃を組み合わせた多層防衛によって、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威から国民の生命、財産を守るべく体制を取っているところであります。その上で、北朝鮮は弾道ミサイル攻撃能力の強化を着実に図っており、例えば発射台付車両、いわゆるTELですね、や変則軌道で飛翔するミサイル等によって、発射兆候の早期把握や迎撃はより困難となっているところであります。このため、迎撃能力を高める不断の努力も必要であります。具体的には、迎撃ミサイルのPAC3の能力向上など、取組を引き続き進めていきます。...