Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

FMSを始めとした防衛装備品調達の現状と防衛費増額の妥当性

2022-05-31 参議院 予算委員会

face

小池晃

日本共産党

警告決議にもかかわらず、何か改善したかのように言うけれども、FMSもこれ安倍政権以来三倍に膨れ上がっているわけですね。額減っていませんよ、全く、この間も。今年三月のアメリカ下院軍事委員会の公聴会に、アメリカ・インド太平洋軍のアキリーノ司令官が文書を提出しています。こう言っています。注目すべきことに、日本は七年連続で過去最大の国防予算を承認し、引き続き最新鋭の米国の防衛装備品を調達して相互運用性を向上させ、統合軍の攻撃力強化を図っている。まあ褒めちぎっております。総理、防衛予算の大幅増、こうなると、FMSによる米国からの武器輸入、更にこれ拡大するということになりませんか。そういうことでいいんです...

face

岸田文雄

内閣総理大臣

先ほど申し上げたように、防衛費の内容、そして規模につきましては年末にかけて議論を進めていきたいと思いますが、そもそも装備品の調達に当たっては、今後の我が国の防衛に必要な装備品を個別に評価、検討し、我が国の主体的な判断の下に決定していくべきものであると思います。そして、国内防衛産業、これは我が国の防衛力の一部であり、産業基盤の強化が急務であると思います。その中で、今委員御指摘のように、FMS調達、これ高水準で推移している、こうした現状があります。一方で、この大切な国内防衛産業、複数の国内防衛企業が撤退をしている、こういった現状もあります。こうした状況をしっかり踏まえて、我が国の防衛産業強化のため...