塩村あやか
立憲民主・社民
立憲民主・社民の塩村でございます。早速質問に入らせていただきます。資料一を御覧ください。猫のFIPの治療薬についてお伺いをいたします。これは、発症すれば致死率が一〇〇%であると言われている猫のFIPという病気、これを取り上げた記事になります。難病なんですが、決して珍しい病気ではなくて、よくある感染性の病気でございます。最近、特効薬がアメリカの企業により開発されまして、その企業が特許を得ているということなんですが、諸般の事情によりまして商品化に至っていないという問題があるということでございます。その有効物質を独自製法で調製をした中国製のムティアンという薬が実は発売されてしまったんですが、高い有効...
奥田直久
環境省自然環境局長
お答えいたします。家 庭動物の飼養に関しましては、環境省の告示で家庭動物等の飼養及び保管に関する基準というものを設けているところでございます。この基準の中で、飼い主の責務として、疾病及びけがの予防等の日常管理に努めるということとともに、疾病にかかったり負傷したりした家庭動物等に対しては獣医師によって速やかな措置が講じられるようにすること、こういったことを定めているものでございます。実は愛玩動物の獣医療につきましては農林水産省さんの所管ではあるんですけれども、環境省としましては、こうした今申し上げた告示の内容を踏まえて、飼い主に対して、愛玩動物の健康上の問題についてはふだんからかかりつけ医に相談を...