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未承認薬であるアビガンの確保に国費を投入したことに対する説明責任

2022-04-28 参議院 厚生労働委員会

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福島みずほ

立憲民主・社民

私の周りにも後遺症で苦しんでいる人たちが実にたくさんいらっしゃいます。味覚障害や嗅覚障害、あるいは階段上るのがとてもしんどいという若い人だとか、あるいは、たくさんのいろんな書いていらっしゃるものを読みますけれども、本当に専門的な治療を受けて、何が原因でどういう状況かというのを把握できた人はいいんですが、何か気のせいじゃないかみたいに言われてきちっと治療を受けていない人たちが圧倒的に多いです。このことについて五月に報告が出るということですが、それ以前の問題としても、後遺症治療に関して厚生労働省がしっかり取り組んでくださるように、取り組むように強く要請をいたします。次、アビガンなどについてお聞きを...

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佐原康之

厚生労働省健康局長

アビガンにつきましては、万が一の感染拡大といった事態に備えまして、危機管理の観点から、新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補として厚労省として備蓄、あっ、購入したものでございまして、その購入費用は約百五十九億円となっております。また、その他のアビガンに関する経費、費用といたしましては、この保管費用として月当たり二百四十万円、治験への支援に係る額として交付実績額が五・三億円となっております。