芳賀道也
国民民主党・新緑風会
これで改めて因果関係がどうだということは一切問いませんが、こうして甲状腺がんに悩んでいらっしゃる皆さん、なかなかサポートもない。そして、実はこのサポートをしているのが民間の皆さんなんですね。三・一一甲状腺がん子ども基金では、原発事故当時十八歳以下で、一都十五県に住んでいて、甲状腺がんと診断された方に十万円、再発、転移して再手術された方に十万円、この給付を行っています。この受給者、二〇二〇年二月現在、福島県で百十四人、福島県外で六十二人、百七十六人です。東日本やっぱり全体で増えている。これは、この皆さんも寺澤医師もおっしゃっているように、スクリーニングでは説明できないというんですね。是非、様々な...
森重樹
林野庁林政部長
お答えいたします。食品 の出荷制限につきましては、原子力災害対策本部が決定いたしました検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方に従いまして、食品衛生法に基づく放射性物質の基準値を超えないことが確認されたものについて解除を行ってまいってございます。この原子力災害対策本部決定におきましては、野生のキノコや山菜については、管理の困難性等を考慮して検体数を増やす、検査結果が安定して基準値を下回ることが確認できるよう検査すると定められたことから、林野庁におきましては、学識経験者による検討やそれまでの解除事例等を踏まえまして、出荷制限の解除に向けたモニタリング検査が実態を踏まえて適切かつ円滑に行...