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四島返還に向け千島列島と南樺太の帰属問題と併せて外交交渉を進めていく意義

2022-04-27 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会

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青山繁晴

自由民主党・国民の声

大臣、ありがとうございます。リゾートも含めて跡地利用に今いろんな工夫がなされていることもお聞きしておりますが、その中の一つに是非加えていただきたいと願います。最後に、実はあと四分しかないんですけれども、林外務大臣にお尋ねいたしたいと思います。それは北方領土の返還交渉のことであります。ロシアによるウクライナの暴挙がありまして、今のプーチン政権とはもう交渉ができないという事態に立ち至っております。しかし、まず島民の方々ですね、これ、メディアでは元島民と呼び、政治家でも元島民と呼ばれる方いらっしゃいますが、私は民間の時代からそれに反対です。今も島民です、今、単に避難しておられるだけで。しかも、今平均...

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林芳正

外務大臣

北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土でございます。この我が国の立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題であるというのが日本側の一貫した立場でございます。北方領土問題については、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下で、日ロ間の諸文書、諸合意を踏まえてこれまで粘り強く交渉を進めてまいりました。しかしながら、現下のウクライナ情勢を踏まえますと、ロシアとの関係をこれまでどおりにしていくことはもはやできないと考えております。日本政府として、領土問題を解決して平和条約を締結するとの対ロ外交の基本方針、これは不変でございますが、今この時点で平和条約交渉の展望...