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自律的労使関係制度導入についての検討を推進する必要性

2022-04-07 参議院 内閣委員会

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江崎孝

立憲民主・社民

もう二之湯大臣は御存じだと思いますけれども、何回も話をしてきましたけれども、国務大臣単独輔弼責任制というのが戦前の話でした。戦後は、行政事務の各省庁による分担管理として残されました。戦後、人事院は、職階制を導入するというGHQの名の下に、日本の公務員制度に職階制を入れるんだという命題で、最初はですよ、入ってきた。でも、それはできなかった。いまだに職階制できていません。先ほどの有村大臣の質問とも少しかぶってきますけれども、本当にそうなんですよ。そこで、何でそれかと言われると、何回も言いますとおり、やはり日本の国家公務員が政治的中立性を極端に言われるし、労働基本権が剥奪される、それを担保する措置と...

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二之湯智

国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)

江崎先生が長年にわたって働く者の立場に立って、自律的労使関係制度の構築を導入すべきだと、こういうことを主張されることに大変敬意を表する次第でございます。日本の場合は人事院制度ということでございまして、先生おっしゃっているその自律的労使関係制度も人事院制度もそれぞれ一長一短があるかと存じますけれども、先生おっしゃっている自律的労使関係制度の導入にはいろんな課題があるわけでございます。そういうことも踏まえて、これからも考えていかなければならないと、このように思っております。