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複数の要因が絡み合う子供を取り巻く課題に対する政府の対応

2022-05-24 参議院 内閣委員会

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宮沢由佳

立憲民主・社民

ありがとうございます。是非、保護者の声を聞いていただきたいと思います。まさに、こういった放課後デイサービスの問題も、福祉そして教育、様々な問題が絡んでいますので、私は一緒にしていただきたい、一つにしていただきたいという思いが非常に強くあります。今回の政府案で現在の子供を取り巻く課題を本当に解決できるのか、更に疑問に思ってしまいます。子供の虐待、貧困、いじめ、不登校などは複雑に絡み合っています。個々の事例によっても違います。一人一人様々な要因がある子供の課題について、政府はどのように対応するのでしょうか。主な要因ごとに対応するのか、複数の要因を踏まえて複合的に対応するのか、対応の方法について伺い...

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野田聖子

内閣府特命担当大臣(少子化対策・地方創生・男女共同参画)

お答えいたします。昨年末に閣議決定した基本方針において、今後の子供政策の基本理念として、子供や家庭が抱える様々な複合する課題に対し、制度や組織による縦割りの壁、年齢の壁を克服した切れ目のない包括的な支援を掲げています。子供の抱える困難は、子供自身の要因、家庭の要因、生育環境の要因など様々な要因が複合的に重なり合っています。複数の要因を踏まえて、重層的な視点からアプローチすることが必要であります。このため、こども家庭庁においては、関係機関、団体が連携して、困難を抱える子供や若者、家庭に対して、アウトリーチ型、伴走型の支援を届けるための地域の支援ネットワークづくりを進めます。また、子供や保護者等の...