Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

新型コロナウイルス感染症等の影響を受けた納税の猶予の特例を延長する必要性

2022-03-16 参議院 財政金融委員会

face

山本博司

公明党

公明党の山本博司でございます。本日は、議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案に関しまして、納税環境の整備という観点から、大臣始め関係の方々に質問をいたしたいと思います。まず初めに、確定申告に関して伺います。新型コロナウイルス、オミクロン株の感染力の猛威、国民には不安が広がっている次第でございます。そうした中、確定申告が進められてまいりましたけれども、この三月十五日で申告期限を迎えているわけでございます。我が党も毎年強く要望してまいりましたけれども、昨年、一昨年と期限の延長をしていただきました。今年は、コロナ感染者や濃厚接触者のほか、通常の業務体制が維持できないなど、新型コロナウイ...

face

大家敏志

財務副大臣

山本先生の質問にお答えいたします。令和三年分の確定申告期間は、申告所得税であれば、もう先生今お話ありましたけれども、二月十六日から三月十五日までの間でありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により申告等が困難な方は、令和四年四月十五日までの間、簡易な方法により申告納付期限の延長ができることとし、その旨を二月三日、令和四年二月三日に公表いたしました。簡易な方法というのは、期限後に申告ができる、可能になった時点で、申請書の余白等に、詳細なことは書かずに、新型コロナによる延長申請と記載するだけでいいという方法であります。この方針について、報道発表や国税庁ホームページに情報を掲載し、納税者や税理士へ...