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森友学園をめぐる公文書改ざんの背景に対する財務大臣の所見

2022-03-16 参議院 財政金融委員会

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渡辺喜美

みんなの党

私が思うに、非常に結束が固いといいますかね、良く言えばね。しかし、頭も固い。ちょっと常識外れのパラダイムに固執したりするんですね。私が公務員制度改革担当大臣やっていたときなんですが、その頃は財務省になっていましたが、大体、公務員制度のインフラってほとんど財務省の、握っているんですね、財務省がね。例えば、人事院の給与二課長とか、総務省の定数管理参事官とか、それから主計局給与共済課長とか、ほぼ同年次の課長で握っている。だから強かったですね。もうまさにあの頃は官庁の中の官庁だったんですね。ところが、今大臣も御指摘になられた文書改ざん事件というのが起きた。最近この事件がまた脚光を浴びた。ネットフリック...

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鈴木俊一

財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

森友学園の案件で決裁文書のこの改ざんがあったという大変ゆゆしいことで、本当に遺憾なことであると思っております。こうしたことの背景には、問題行為の発生を許した財務省の組織風土が渡辺先生御指摘のとおりあったことは確かであると、そういうふうに思います。財務省再生プロジェクトというのを今推進しているわけでありますが、その中の指摘でも、モチベーションは高いが内部統制の機能が不十分であるとか、あるいは、プランニングは得意だが実行力、継続力に欠けるとか、財務省の組織理念の確認、共有はなされていない、コンプライアンスを確保するための取組が余り行われていないとか、様々御指摘を受けたところでございます。そうした組...