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教員不足に関する全国調査の結果に対する文部科学省の認識と対策

2022-04-21 参議院 文教科学委員会

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片山大介

日本維新の会

日本維新の会の片山大介です。私は今日、教員不足について伺いたいと思います。近年、学校現場における欠員が、学校現場で欠員が生じているその教員不足、これ大きな課題になっていますよね。その教員不足は、臨時的任用教員や非常勤講師が雇えずに欠員の状態になっていて、その対策として教頭が担任を兼任したり、隣のクラスの先生が交代で面倒を見たり、さらには教員の免許状の保有者に対して電話を掛けて代わりになってほしいと集めたりするなど、それがまた学校現場の、何というのか、多忙化を招く一つの要因にもなっていると、こういう状況なんですよね。何より、子供にとってみれば、先生が頻繁に替わることによる様々な負担も起きていると...

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末松信介

文部科学大臣

お答え申し上げます。臨時的任用教員等の確保ができず、学校へ配置する予定の教師の数に欠員が生ずる教師不足につきましては、昨年度、令和三年度、初の全国調査を実施をいたしました。その結果、令和三年度始業日において、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の合計で二千五百五十八人、不足率が〇・三一%で、教師不足が生じている実態が明らかになりました。この中には一時的欠員も計上されておりますが、中には、今先生御指摘あったように、小学校の学級担任を管理職が代替しているという例もたくさん見られまして、懸念すべき状況と危機感を持って受け止めております。こうした教師不足の要因としては、近年の大量退職、大量採用...