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教員採用試験の倍率が3倍を切ると教員の質の維持が難しくなるという主張のエビデンス

2022-04-28 参議院 文教科学委員会

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伊藤孝恵

国民民主党・新緑風会

ありがとうございました。そのとおりだというふうに思います。最後に、池田参考人にお伺いしたいと思います。二〇二一年度採用の公立小学校の教員試験倍率は過去最低の二・六倍となり、中学校、高校も大幅減。なり手はいないのに、二〇二五年度には三十五人学級、これに伴って学校現場には新たに一万三千人を超える教員を迎え入れる必要があるというふうに言われていますが、これよく言われることで、三倍を切ると教員の質の維持が難しくなると言われる、三倍というのは危険水域だというふうに言われるんですけど、私、その三倍というのが何のエビデンスを持って、先ほど質とは何たるやという話があって、人様に対して質とは何ぞというふうにいつ...

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池田賢市

中央大学文学部教授

それこそエビデンスはなかなか示すの難しいですけど、経験的にそうですね。大学受験もそうです。余り詳しいことはもちろん言えませんけれども、三倍を切ってくるとという話はよく聞きます。多分、経験値です。もちろん、いろんな科学はあるのかもしれませんけれども、特に教職、教員採用試験の場合ですと、何というのかな、言い方は変だけど、取りあえず受けてみるという人たちもいるわけですよ。そんなにすごく一生懸命勉強しているわけじゃないけど、何かなりやすくなったみたいだし受けてみようかみたいなことですよね。そうなってくると、そういう人たちを除いていくと、二・六倍あるけど、実際にはそんなに倍率がないということがありますよ...