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経済的理由で進学を諦めないための支援策と女性であることで生じる教育格差の解消策

2022-02-02 参議院 国民生活・経済に関する調査会

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岩渕友

日本共産党

ありがとうございます。最後に、松岡参考人にお伺いするんですけれども、先日大学生と話をしていたときに、その大学生、母子家庭だったんですけど、大学を進学するときに、自宅から通える大学じゃなきゃ駄目だとか、あと、奨学金は借りるときにもう本当に返済が多額になっちゃうので、それ返済が大変だから奨学金は借りない方向で進めるとか、あと、受験料も非常に高いので受けられる大学が限られるとか、あと、塾に本当は通いたかったんだけど塾になかなか通うことができなかったということで、非常に選択肢が限られたという話をしてくれたんですよね。なので、それだけでは変わらないんだけど、経済的なというところも非常に重要だなというふう...

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松岡亮二

早稲田大学准教授

ありがとうございます。そうですね、経済的な支援はもちろん重要です。ただ、それに関しては多くの方が支援が必要だという共通認識があるというふうに私は理解していまして、意欲すら持たなかった、社会経済的な地位だとか出身地域とかによってそういう意欲を持つことすらなかった子たちにもう少し目線を向けていただきたいなと思います。経済的支援の話になるとどうしても財源の話になるので、それは皆様の方で何とかしてください。支援は必要だと思いますよ、もちろん。女性に関してなんですけど、例えばこれはすごくよく言う話ですけど、そもそも短期大学というのは基本的に女性が行くところになっていて、そういうトラックが一つ女性だけ別に...