石井苗子
日本維新の会
正確なアセスメントシートだったと思います。いつか読む本という映画があるんですが、そこの主人公が出てくるのが、児童相談所のそのアセスメントをやるシーンがございまして、イエス、ノー、イエス、ノー、イエス、ノーでこれを、今言ったのを丸して矢印を付けていくんですね。それで、まるで警察の逮捕みたいに出動といって緊急判断をしたということで、子供を緊急性がありますからって引き揚げてしまうんですが。そういうアセスメントシートによってもまだ、先ほど言った記者会見なんか見ますと、いや、児童相談所の人は昨日まで私の意見を聞いてくれたのに、今日急に来て、けんかをしたからといって子供を取り上げてしまったというようなこと...
橋本泰宏
厚生労働省子ども家庭局長
厚生労働省におきま しては、児童相談所における一時保護の判断に資するためのAIツールにつきまして、関係閣僚会議決定も踏まえて、令和四年度から設計、開発を行い、令和六年度に全国での運用を開始することを目標といたしております。このAIツールの具体的な内容といたしましては、AIが過去の類似事例に照らして一時保護の必要性や再発の可能性を表示する機能などを考えておりまして、AIツールの有効性につきましては、児童相談所において職員の経験の差の補正が期待されるなど、緊急を要する一時保護の判断をサポートすることとなるものと考えております。ただ、あくまでもサポートでありまして、判断をするのは人間でございます。また...