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現行JAS法における条文の誤りが見逃されてきた経緯

2022-04-07 参議院 農林水産委員会

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小沼巧

立憲民主・社民

現行法において法文自体に誤りがあったということなんですね。だから改めるということはしようがないと思うんですけど、この、そもそもの条文の誤りというものは、平成十一年のJAS法改正を行われたところから誤っていたということだと思うんです。なぜ今回の法改正までにこの誤りに気付かなかったんでしょうか。更に言えば、輸出促進法の改正案というのは令和元年度になされましたし、あっ、違うや、ごめんなさい、さらには二十九年にもJAS法改正しておりますけれども、どうして衆参問わず委員会でも指摘もされず、農水省からもこの誤りを満たすということがなされなかったのか。その経緯と、更に言えば、条文自体に、現行法の条文自体に誤...

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中村裕之

農林水産副大臣

この条文についてお答え申し上げます。小沼委員御指摘のとおり、現行のJAS法第六十九条に相当する条項は、委員御指摘の誤りを含む規定が追加された平成十一年以降ですね、平成十七年と二十一年及び三十九年の三回にわたって、あっ、二十九年の三回にわたって改正をされております。それぞれの改正の経緯をこの質問をいただいて調べましたところ、当該箇所の誤りについて議論となっていなかったことから、誤りの修正に至らなかったものと考えております。今回誤りに気付いたわけですけれども、これまで、法案の担当局がダブルチェックをしてきたわけですけれども、各省でも書類上の誤りが指摘をされていることから、今回、農水省として、担当部...