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日本の温室効果ガス削減目標が国際的に見て低い水準にあることへの大岡環境副大臣所見

2022-04-20 参議院 資源エネルギーに関する調査会

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市田忠義

日本共産党

日本共産党の市田忠義です。山添議員に続いて、ちょっとそもそも論についてお聞きしたいと思います。大岡副大臣から。気候変動対策をめぐる国際的な動向と日本の気候変動対策についての説明がありました。それで、政府は二〇五〇年カーボンゼロを掲げておられるわけですけれども、二〇五〇年にカーボンゼロを実現するためにはやっぱり中期目標が決定的だと、この十年が。すなわち、二〇三〇年までにどれだけの温室効果ガスを削減するかということが私は決定的だというふうに思うんです。しかし、政府の対策の中身を見ますと、言葉は悪いですけれども、口先だけと思わざるを得ない。二点質問したいんですけど、一つは、COP26で日本の削減目標...

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大岡敏孝

環境副大臣

市田先生にお答えいたします。日本の目標、中期目標が低過ぎるということでございましたが、確かに、各国、何年と比べてどのぐらい減らすかというこの年限がずれているものですから少し分かりにくいんですが、日本の基準に合わさせていただきますと、日本が二〇一三年度比マイナス四六%、例えばイギリスが二〇一三年度比にしますとマイナス五五%、EUが二〇一三年度比にしますとマイナス四四%ということで、それだけで比べますと、イギリスとEUの間ぐらいに大体日本の目標が入っておりますので決して低過ぎるということはありませんけれども、恐らく市田先生の目指しておられるビジョンから比べると我々はまだ若干志が低いのかなと思いなが...