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本会議のオンライン出席の実施の可否の判断権者及び判断基準等

2022-04-06 参議院 憲法審査会

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元榮太一郎

自由民主党・国民の声

赤坂参考人、長谷部参考人、大変貴重な御説明ありがとうございました。憲法五十六条の出席の解釈というようなところでのお話が中心だったかと思いますけれども、まず赤坂参考人に伺っていきたいと思いますが、赤坂参考人は御説明の中で、本会議についてのオンラインの出席についてはごく限定的な場合にのみ認められるというふうにお話をされておりましたけれども、誰がどのような基準で判断するのかというところを伺いたいと思います。まずお願いします。

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赤坂幸一

九州大学大学院法学研究院教授

赤坂でございます。その例外的な場合の線引きをどうするのかというのが確かに実際難しいのですね。で、今回例に挙げさせてもらったようなコロナに、コロナという事象をもう目にした後で、それに対するのに必要な限りで対策を議事規則で例えば導入するというのであれば、例えばその通常の議事規則委員会が、日本でいえば議院運営委員会が議論してルールを定めるということでよいだろうと思います。ただ、その緊急的な事態、ごく例外的にのみオンライン審議が認められ得るような例外的なケースがどういう事情で生じるかというのは、あらかじめ予見することがなかなか難しいのですね。そこで、こういう考え方はどうなのかと思うのですが、特例ルール...

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