古川俊治
自由民主党・国民の声
投票価値の不平等に関する私の意見を述べます。最高裁は、投票価値の平等は憲法上の要請であるとしていますが、その判断枠組みは、投票価値の不平等状態が国会の裁量権の限界を超えているか、合理的期間、相当期間の間にこれを是正する措置を講じないことが立法裁量の限界を超えるか否かという二段階であります。仮に最高裁が投票価値の平等を人権論として論じているのであれば、定数不均衡による法の下の平等の侵害が国会の裁量権の限界を超えれば、直ちに人権を救済しなければならないはずであり、合理的期間の徒過や議論の方向性などを考慮することは人権論の救済としては妥当ではありません。すなわち、最高裁が論じているのは、人権論という...
中川雅治
自由民主党・国民の声
高瀬弘美君。
古川俊治
自民・埼玉
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参議院選挙において、合区の弊害をもってしてまで投票価値の平等を実現しようというのは、投票価値の低い都道府県の有権者を救うという実体のない正義の理念に振り回されているとの疑念が強く、是正すべきものとの見解
2022-05-18 参議院 憲法審査会
古川俊治
自民・埼玉
「人口を基本とし、行政区画、地域的な一体性、地勢等を総合的に勘案して」との文言を憲法に明記することにより、投票価値の平等の要請に対し、衆参共に一定の明確な譲歩、緩和効果をもたらすものと考えることについて
2022-05-18 参議院 憲法審査会
舞立昇治
自民・鳥取・島根
合区による様々な不満や懸念などを解消すること及び最高裁から投票価値が不平等だという判断を受けない恒久的な制度を構築するという要請を両立させるには、都道府県を基準とした選挙区及び全国比例という今の選出方法を前提とした選挙制度の維持は困難であり、ブロック制による大選挙区制が最も適しているとの見解
2022-05-18 参議院 憲法審査会
伊藤孝江
公明・兵庫
選挙区割りにおいて投票価値の平等以外に考慮及び議論されてきた事項
2022-03-30 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会
高良鉄美
沖縄・沖縄