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投票価値の不平等の問題は、人権論というよりも制度論であり、憲法47条が国会に広い裁量を付与していることからも、より緩和された違憲性判断基準が妥当するとの見解

2022-05-18 参議院 憲法審査会

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古川俊治

自由民主党・国民の声

投票価値の不平等に関する私の意見を述べます。最高裁は、投票価値の平等は憲法上の要請であるとしていますが、その判断枠組みは、投票価値の不平等状態が国会の裁量権の限界を超えているか、合理的期間、相当期間の間にこれを是正する措置を講じないことが立法裁量の限界を超えるか否かという二段階であります。仮に最高裁が投票価値の平等を人権論として論じているのであれば、定数不均衡による法の下の平等の侵害が国会の裁量権の限界を超えれば、直ちに人権を救済しなければならないはずであり、合理的期間の徒過や議論の方向性などを考慮することは人権論の救済としては妥当ではありません。すなわち、最高裁が論じているのは、人権論という...

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中川雅治

自由民主党・国民の声

高瀬弘美君。

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古川俊治

自民・埼玉

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