東徹
日本維新の会
日本維新の会の東徹でございます。他の委員とちょっと重複するところもありますが、お許しをいただきたいというふうに思います。日本の経済の凋落ぶりというか衰退ぶり、大変著しいものがあるというふうに危機感を感じておりますし、大変厳しい状況があると思います。IMDという世界競争力年鑑というのがありますが、これ、一九八〇年後半から九〇年にかけては世界一位だったんですね。ところが、二〇二一年では三十一位ということです。まあ二〇二〇年三十四位から三つ上がったわけでありますが、それでもまだまだ世界の六十四か国の中では厳しい状況があります。その凋落ぶりの非常に一番著しかったのが半導体だというふうに私も思っておりま...
萩生田光一
経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
御指摘のとおり、我が国の半導体産業は、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っていたものの、その後競争力を落としてきました。この原因の一つは、当時の政府が世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な施策を、政策を講じなかったことでありまして、まずこの点は真摯に反省した上で次に進んでいく必要があると思っています。その他の原因として、一九八〇年代の日米貿易摩擦を契機に積極的な産業政策を後退させたこと、また、一九九〇年代以降、ロジック半導体の重要性が高まる中で、半導体の設計と製造を分業する世界的なビジネスモデルの大転換を読み切れず、産業界を導くことができなかったこと、また、日の丸自前主義...
東徹
維新・大阪
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