安達澄
各派に属しない議員
無所属の安達澄と申します。今日は貴重なお話をありがとうございました。私、以前は鉄鋼メーカーに勤めていまして、海外で石炭を調達して、それを日本に運んで製鉄所でばんばん燃やしていたわけですから、非常にちょっと肩身が狭い思いではあるんですけど、ただ、それはそれでやはり技術、高炉法というのは三百年の歴史があって、現時点ではしようがないと。それがとにかくカーボンニュートラルに向けて今ダイナミックに業界も動いているわけですけれども、ちょっとそのキャリアを踏まえて、三人の先生方に一つずつ質問させていただきます。まず最初に、佐々木参考人にお伺いしますけれども、鉄は石炭を使わずにこれから水素でやるんだと。その使...
佐々木一成
九州大学副学長・水素エネルギー国際研究センター長
非常に重要なポイントです。三年ぐらい前にこういうようないろんな、こういうグリーン技術のポテンシャルを考える検討会に出まして、各業界さんがどのぐらいの価格、水素が安くなったら経済的に成り立つんですかという話をいろんな業界から聞いたんですよね。そして、その中で鉄鋼系の方が言われて、今私が委員長をやっている水素政策の委員会の資料にも出ていますけど、一立方メートルで今普通に買えるのが百円なんですね。それが八円じゃないと石炭と勝負になりませんよと言われて愕然とした思いが思い出します。なので、ポイントは二つでして、やっぱり水素を安くするという不断の努力は続けます。これはやっぱり水素関係の供給側が頑張って、...
安達澄
無所属・大分
フォローする