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2050年ネットゼロでも温室効果ガスの排出経路で累積排出量が変わることについての環境大臣の認識

2022-05-24 参議院 環境委員会

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山下芳生

日本共産党

日本共産党の山下芳生です。前回の質疑で大臣は、グラスゴー気候合意の一・五度目標について、日本も実行していかないといけないと答弁されました。また、この十年の取組が決定的に重要との合意についても、カーボンバジェットという科学的根拠があり、それに基づいて危機感を持っていると答弁されました。いずれも重要な答弁だと思います。そこで聞きますが、資料一は、先週の当委員会での参考人質疑で気候ネットの桃井参考人が配付され説明されたもので、このグラフは、同じ二〇五〇年ネットゼロでも、どのような排出経路、排出曲線をたどるかで累積排出量は大きく変わるということを意味するものであります。大臣、この認識は共有できますよね...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

この図の示すとおり、二〇五〇年のゴールがゼロであっても、どういう道をたどるかによって取りあえず変数が変わるというのはよく分かります。