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2000年以降の20年間における分権改革の意識の希薄化と中央集権化の進展に対する所見

2022-02-14 参議院 行政監視委員会

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江崎孝

立憲民主・社民

ありがとうございました。それでは、稲継参考人にお聞きします。参考人には、私は第一次分権改革、これは高橋先生の資料にありますけれども、第一次分権改革、二〇〇〇年に機関委任事務が廃止されて法定受託事務になった。ここまでは分権という一つの大きな流れもあったと思いますけれども、実はその後、二〇〇〇年以降の二十年間、余りにも分権改革というのがちょっと後景に押しやられて、どちらかというと中央集権化が強まっていったのではないのかという気がしておるんですけれども、先生はその辺はどのようにお考えになっているのか、お聞きしたいと思います。

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稲継裕昭

早稲田大学政治経済学術院教授

御質問ありがとうございました。九九年の分権一括法二〇〇〇年施行以降、後景に行った。確かに議論としては一般の注目を集めなくなったかもしれませんけれども、それ以降、中央の方に権限が戻ったものはそれほど多くないように思います。なので、分権の軸としては変わらない。しかし、世間の注目を余り浴びなくなったというのが私の見ているところでございます。ありがとうございました。