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育児休業の取得回数が現行制度において原則1回までとされた理由

2022-04-21 参議院 総務委員会

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舞立昇治

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。田畑副大臣は、二人の小さなお子さんの育児で、もう家庭ではどたばた、ばたばただとは思いますですけれども、本当に、この法律成立しましたら、金子大臣とセットで連携して、地方の首長にしっかり働きかけるなど、子育て、育児休業の取得の向上に努めていただきたいと思います。次に、厚労省の雇用均等基本調査によりますと、民間企業の男性の育児休業取得率は近年上昇してきましたが、いまだに一二・七%、地方公務員も一三・二%、国家公務員はかなり上昇して二九%、なぜか一般職は二八%から五一・四%と急増しておりますが、この理由は時間が余ったら聞きますですけれども、この出生率の向上に成功した国の例としてフ...

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富田望

厚生労働省大臣官房審議官

お答え申し上げます。フランス、スウェーデンとの比較でございますが、まず育児休業期間でございます。基本的に我が国では、満一歳、最長で二歳までの子について両親それぞれ一年間、最長で二年間取得できます。フランスでは、満三歳までの子について両親それぞれ一年間、最長で三年間、スウェーデンでは、原則として満四歳までの子について両親合わせて四百八十日まで取得可能となっているものと承知しております。また、フランスでは育児休業を分割して取得することはできませんけれども、スウェーデンでは年に三回まで分割して取得することが可能でございます。我が国でございますが、令和三年度の改正育児・介護休業法によりまして、令和四年...