大塚耕平
国民民主党・新緑風会
ありがとうございます。先ほど主税局長から税収二千八百億円というお答えがあったんですが、ピーク時には一兆円弱ぐらいあったんですけれども、だんだんだんだん減ってきていると。一兆円弱ですと、いきなりこれ廃止しても、その税収欠陥どうするんだという問題もありますが、まあ二千八百億が小さいとは言いませんけれども、工夫すればいろいろ対応できる水準まで来ていると私は思います。仮にこれ印紙税を廃止して印紙貼らなくていいということになると、今お答えいただいた例えば不動産譲渡に関する契約書とか消費貸借に関する契約書とか、もろもろそれどういうふうに今後やっていくんだという新たな工夫が生まれてくると思います。もちろんデ...
鈴木俊一
財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
大塚先生のお話をずっと伺っておりまして感じましたことは、やはり時代がどんどん変わっているわけですが、やはり以前の商慣行といいますか商取引といいますか、そういうときに根差した、そのときにできた、税制にしても、ほかにも制度がいろいろあると思うんですが、それが今日まで続いていると、こういうことなんだなということを感じたところです。先ほど政府参考人からお話ございましたとおり、印紙税は何に課税するかといえば、不動産譲渡に関する契約書でありますとか、様々な契約書、紙でありますけれども、それがだんだんデジタル化をされていって電子決済をされていくということになると、そもそも課税対象がどんどん少なくなってきてい...