大門実紀史
日本共産党
もう最後に鈴木金融担当大臣、お聞きしますけど、先ほど申し上げました劣後ローンあるいはこの売掛債権担保融資、この形そのものが今民間の中であるわけですね、取引があるわけですね、実際に。しかし、ただ任せると、やれるとこだけやるみたいになってしまうんですけれど、これだけの過剰債務で、場合によっては相当の破綻が起きかねないというような数字になっているところでありますので、もう一歩進んで、公的なスキームとして、劣後ローンあるいはこの売掛債権担保融資に対する公的なスキーム、公的な支援のスキームですね、こういうものももう考えておかないと間に合わないんだと、間に合わないといいますか、重要な政策手段として検討に入...
鈴木俊一
財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
コロナ の影響、長期化しております。加えまして、原油価格や物価の上昇の影響もございまして様々な事業者が大変厳しい状況に置かれている中、機動的に資金繰り支援を実施すること、これは非常に重要なことと認識をいたしております。また、大門先生から御指摘のありました売掛債権担保融資や資本性劣後ローンなども事業者を支える資金調達の手段と、手段の一つとなり得るものと考えております。政府といたしましては、これまでも、官民の金融機関に対し、事業者の実情、ニーズに応じたきめ細かな資金繰り支援を徹底することや、政府系金融機関の資本性劣後ローンを積極的に実施、活用することなど、累次にわたって要請をしてきているところでござ...