大塚耕平
国民民主党・新緑風会
幾つか違いがあるうちの、四半期報告書の方は、事業等のリスク、つまり、我が社はこういうリスクを抱えているというようなことを投資家に対して説明する部分があって、これは結構重要だと思うんですね。先ほどみずほの話が出ていましたけれども、例えばみずほ辺りは、四半期報告書では、我が社はシステムインフラについて脆弱性を抱えている、これが事業等のリスクであるというふうに、本当にその開示をするかしないか、それは判断問われるわけでありますが、つまり、そういうことが必要、そういうような投資家に対する説明及びそれをすることに伴う経営者のガバナンスや経営力強化の観点から四半期報告書が導入されたわけでありまして、これを見...
古澤知之
金融庁企画市場局長
お答え申し上げま す。四半期報告書と御指摘のございました経営の短期主義の関係でございます。作業部会の方では、非常に多面的な議論を準備させていただいてございます。御指摘のような四半期報告書については、例えば長期的な投資を行う方から見ても、やはりラップと申しますか、その時々の状況をきちんと開示してもらうのは大事じゃないかという一方で御議論もございましたし、それから、先生の御指摘のように、四半期報告書が出ているがゆえに、例えば設備投資を、本当は設備投資をしたかったところが、それはある意味、設備投資を思いとどまったとかという話もございまして、それを作業部会の方では実証研究という形で、いろんな今レビューが...