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有機農業への参入障壁である雑草防除等の技術的解決手段となるスマート農業の導入状況

2022-03-08 参議院 農林水産委員会

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須藤元気

各派に属しない議員

ありがとうございます。やはり、その新規就農者でやはり有機農業をやりたいっていう人って結構実際多いと思いますし、僕の周りでも農業に挑戦したいという方は、もう一〇〇%、取りあえず有機農業をやりたいという方が多いので、是非やはりこういう挑戦したい人というものをしっかりとバックアップしていただければと思います。先ほど所得目標を達成できたのは一四・三%と申し上げましたが、残りの八割以上の農業従事者の方々がより良い所得を目指して模索していると理解できるわけです。さてさて、そういった方々を有機農業へと転換していただくべく誘導するにしても、そこには大きな障壁もあります。それは、病害虫被害など栽培管理上の課題で...

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平形雄策

農林水産省農産局長

お答えいたします。委員おっしゃるとおり、有機農業の取組面積の拡大に向けては、除草作業等で手間が掛かること、これが最大の課題となっております。スマート農業技術などの導入によりまして、作業の省力化、これを図ることがとにかく大事になっております。このため、農林水産省では、一つは、除草ロボットの導入によります畦畔等の機械除草、それから、自動水管理システムの導入によります深水管理、そういう水深の高い深いで雑草をできるだけ生やさないようにする、そういった最適化など、先端技術を生かした省力的な有機栽培技術を農業現場で実証、普及する取組の支援を進めているところでございます。特に、除草機の関係に関しましては、一...