Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

法の目的に食品産業の持続的な発展が含まれていることの意義

2022-04-07 参議院 農林水産委員会

face

田村まみ

国民民主党・新緑風会

国民民主党・新緑風会の田村まみです。よろしくお願いいたします。本日は輸出促進法の審議になっております。どうしても法案の審議だと課題点もかぶってくるので、少しこれまでの質問にも重なるところもあるんですけれども、この輸出品の加工食品について、度々、以前の法改正のときからも課題になっているというのも今日の委員会で質疑としてありました。ただ、この法そのものについて、まず確認をしたいと思います。農林水産物・食品の輸出の促進に関する法律は、第一条で、我が国で生産された農林水産物及び食品の輸出の促進を図るため、農林水産物・食品輸出本部の設置並びに基本方針及び実行計画の策定について定めるものとともに、輸出証明...

face

金子原二郎

農林水産大臣

お答えいたします。輸出促進法におきましては、農林水産物及び食品の輸出の促進を図ることにより、農林水産業のみならず食品産業も含めた持続的な発展に寄与することを目的といたしております。食品産業の持続的な発展を目的とした理由といたしましては、農林水産物の原料としての使用等により農林水産業の発展に資すること、食品産業は地域にとって重要な産業であり、加工食品の輸出は地域経済の振興にも資すること、輸出を拡大するために流通の低コスト化や高度化が必要なことなどが挙げられます。更なる輸出の拡大を通じまして、農林水産業及び食品産業の持続的な発展を図ってまいりたいと思います。