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有機食品の同等性を認める国・地域の拡大に向けた交渉を推進する必要性

2022-04-07 参議院 農林水産委員会

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須藤元気

各派に属しない議員

やはり国内でこの有機酒類、とにかく増やしていくことがまず大事なのかなと思っております。その上で、輸出額目標というものを作っていくのかなと考えておりますが、続きまして、規格の国際標準化である同等性についてお聞きします。平成二十五年に、日本と米国の間において有機製品に関する同等性相互認証が成立しました。これにより、有機JAS規格とアメリカの有機製品は、日米両国で有機、オーガニックと表示して販売することができます。農水省によれば、我が国のJAS制度と同等の制度、若しくは水準にあると認められる格付の制度を有している国・地域は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、スイス、アルゼンチン、英国、ニュージーラン...

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水野政義

農林水産省大臣官房総括審議官

お答えいたします。我が国は、有機農産物加工食品について、アメリカ、EU、スイス、イギリス、カナダ及び台湾と同等性の相互承認を済ませているところでございます。今後の有機酒類の同等性交渉につきましては、有機酒類の認証方法が有機農産物加工食品と類似点が多いことから、交渉の進めやすさも考慮しまして、まずは有機農産物加工食品で既に相互承認済みのこれらの国々との交渉を進めていくことが適当と考えております。委員御指摘の中国につきましては、市場としての重要性は認識しておりますが、一方で、中国がいまだ、我が国だけでなく、我が国と相互認証済みの今申し上げたアメリカ、EUといった国々との間で同等性の相互承認をしてお...