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環境負荷低減の取組を評価する手法の確立と取組を行った農産物の利用の確保

2022-04-12 参議院 農林水産委員会

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藤木眞也

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。続きまして、取組の評価方法の確立であったり、消費との結び付きについてお伺いをしたいと思います。政策支援については、活用状況や農業経営の効果を十分注視、検証しつつ、今般の生産資材価格の高騰の影響なども踏まえ、更なる拡充を引き続き御検討いただきたいと思います。さて、農業経営の持続性を確保するという観点では、農家の方々の取組を可視化し、それが安いことを称賛する風潮の中でも消費者や事業者に適切に評価され、再生産が可能となる価格で販売、消費されることが極めて重要だと考えております。価格転嫁について、先日の当委員会でも少し触れましたけども、本日は、取組の評価方法や見える化、出口の確保...

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青山豊久

農林水産省大臣官房技術総括審議官

お答えいたします。委員から御指摘いただきましたけれども、環境と調和の取れた食料システムの確立を図るには、消費者の理解と支持を得て選択につながるよう、供給側の努力が的確に評価されて、分かりやすい形で消費者に伝わるということが重要だと考えております。このため、本法律案では、第十四条におきまして、環境負荷の低減の状況の評価手法等の開発を位置付けております。これまで農林水産省では、温室効果ガスの排出削減の取組の見える化につきまして、おととしの令和二年度に検討会を立ち上げて、令和三年度の、昨年度までに農産物の温室効果ガスの削減量を簡易に算定できるツールの作成を行ってきたところでございます。今後、既存の表...