須藤元気
各派に属しない議員
ありがとうございます。先ほど、ネオニコチノイド系農薬のお話しされていましたが、日本は二〇一七年にグリホサートの残留基準値を世界の流れに逆行するような形で規制緩和されて、私はなぜそうしたのか理解できません。瀬川参考人から、視察した際にも、この土壌づくりが大事だと教えていただきました。そこでお聞きしますが、地上の生物多様性と土壌の微生物多様性には相関関係があるとのことですが、この点についてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
瀬川守
農業生産法人有限会社当麻グリーンライフ
微生物と土壌の関係、これは土の中と、それから昆虫も含めて地上の生き物、これがバランスが取れているかどうか。したがって、今日ちょっと質問のどこか外しまして、環直の交付金の支 払で、植わっているところ以外は排除するということになっちゃっているんですね、実は。これは、今も言いましたけれども、やはり作物の植わっている周りが多種多様な生物が生きている、あるいは植生が、雑草も含めて花を咲かす植物がたくさんいる、これが昆虫が集まる要素になりますから、この益虫がやはり作物に付いた害虫と共生していくという形でバランスを取っていくと。完璧にはならないかもしれませんけれども、農薬を掛けるほどまでにはならないというふう...