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我が国の火力発電へのCCS(二酸化炭素回収・貯留技術)の適用可能性とその課題

2022-05-10 参議院 経済産業委員会

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三浦信祐

公明党

今検討していただいていると思いますけど、是非これ加えていただきたいのが、まず、貯蔵をするという観点での集約化、これ分散すると多分コストが上がってしまいます。なので、大規模集約化ということの議論をしっかり進めるということ。もう一つは、インフラと一体となって技術を輸出していくということ。これは、物だけ輸出してもやっぱり長期的には更にアップデートができなくなりますので、そこも加えて検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。二酸化炭素の回収、貯留、すなわちCCSについて伺います。CCSの研究技術開発を進めることが重要でありますが、現在国内で稼働している火力発電に適用可能性を希求する必要...

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定光裕樹

資源エネルギー庁資源・燃料部長

火力発電の脱炭素化に向けては、CCSというのが鍵となる重要な技術というふうに考えてございます。このCCS技術につきましては、二〇三〇年の事業化に向けて、コスト低減、適地の開発、事業環境整備といった様々な課題がございまして、本年一月から有識者によるCCS長期ロードマップ検討会を開始し、集中的に議論してきているところです。これを踏まえ、先月開催した第四回の検討会におきまして、政府として、二〇三〇年までに企業がCCS事業を開始するための事業環境整備を行うと、これを目標とした上で、今後、そのCCS事業実施のための国内法整備に向けた検討、CCSのコスト低減に向けた取組、CCS事業への政府支援の在り方の検...