秋野公造
公明党
ありがとうございます。隈本先生にお伺いをしたいと思いますけど、パワポの二十四で第三相の臨床試験結果を必ず提出させるべきとお話でありましたけれども、市販後調査を行うこととか全例登録をすべきとの花井先生の御提案は私賛成をするんですが、先生がおっしゃるこの第三相試験の結果、つまりプラセボを置いてまで行うということが必要とお考えなのかということについてちょっと確認をしたいと思います。
隈本邦彦
江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授/薬害オンブズパースン会議メンバー
もちろん、緊急承認するわけで、それが出回ってしまうと、あえてプラセボを使ってくださいとお願いするのは非常に酷なことになるので、できにくくなると思います。ただ、やはり、緊急承認の申請が出ている時点 で、それは政府答弁の中にもありますが、もう既に第三相を始めているということが前提です。第三相を始めているんだったら最後までちゃんとやってくださいという、そういう意味ですね。結果的には、もう出回ってしまって誰もが使っている、使うのが当たり前という社会になったら、もうあえて第三相はもうできなくなってしまうので、そうなる前に迅速に第三相をやるということを前提に考えています。もうこの制度なんだから第三相は出さな...