有田芳生
立憲民主・社民
二百人というのはよく集まられたなというふうに思いましたんで、これからの御活動を期待したいと思うんですが。最後に、国府参考人に三点お聞きをしたいと思います。期間限定裁判について、諸外国にはそういうケースはないというお話でしたけれども、議論もなかったのかどうかというのをお聞きしたいのが一点。それから二番目に、IT化の流れの中でなぜこのテーマが入ってきたのか。私が知る限り、法制審の審議の中では思い付きなんだという発言もあったと記憶しているんですけれども、やはりIT化の法改正案の中にこれが入っているというのはいかがなものかというのは私は思っているんですけれども、それについてお聞きをしたい。三点目に、期...
国府泰道
弁護士
御質問ありがとうございます。まず第 一点目の、外国にはないということで、外国で議論がどうなっているのかということですが、残念ながら私は外国の議論の状況は知りませんが、ただ、最初から期限を定めてそれでやろうというやり方はやはり裁判の原則に反するものではないかというふうに思いますので、そういった発想が僕はそもそもないのではないのかなというふうに思います。それから、我が国では期間の定めのないのかというと、審理計画を定めて審理をするというのが民訴法の百四十七条辺りにあったと思うんですが、これはまあ基本的に複雑な訴訟を前提にしてやるわけですが、そこでは、主張、立証の期間をいつまでとする、判決をいついつまで...
有田芳生
立憲・比例
フォローする
関連トピック
他のクリップも見る
裁判を利用しなかった者への調査をせず法定審理期間訴訟手続を創設する理由
2022-05-17 参議院 法務委員会
高良鉄美
沖縄・沖縄
法定審理期間訴訟手続の対象となる事件の平均審理期間
2022-05-10 参議院 法務委員会
真山勇一
立憲・神奈川
法定審理期間訴訟手続の期間を6か月とした根拠及びその提案者
2022-05-10 参議院 法務委員会
真山勇一
立憲・神奈川
最高裁判所が民事裁判手続等IT化研究会において期間限定裁判を提案した趣旨
2022-05-10 参議院 法務委員会
山添拓
共産・東京
争点が明確になる前に裁判所が法定審理期間訴訟手続の決定をする可能性
2022-05-10 参議院 法務委員会
山添拓
共産・東京